憲章



かって里山は、自然の恵みや資源を街に供給し、人々の生活を支え、同時に山の人々の暮らしを担う基盤でした。いまでは、すっかり生活様式が変わり、里山に人の手が入らず薪や炭を採った雑木林、スギの植林地、竹林、田や畑までが放置され、藪山と化しました。また過疎化、高齢化が進み、人影も途絶えつつあります。
山に暮らす動物たちのとの関係も変化しました。古来、日本人が大切にしてきた自然を敬う気持ちや手入れが忘れられ、自然と人とのバランスが崩れだしたのです。

森が荒れれば、都市も廃れる事は歴史が証明しています。
森とのつながりがなくなった都市では、人間関係に疲弊した不幸な出来事も頻発しています。新しい森の再生と活用の仕組みを確立し、いかに森を元気に、人間を元気に、街を元気にしていくか、そのことが、いま私たち一人ひとりに問われています。

昔々、きんたろうは、森でクマたちと元気に仲良く暮らしていました。山に富む私たちのふるさと富山にも、きんたろうのモデルと言われる坂田金時の逸話があります。
森と人の元気のために、私たちは「きんたろう倶楽部」を設立します。
活動の柱となる行動ビジョンは、次の6つを柱とします。


1)森づくり 森を元気にするために


森に関心を持つさまざまな人たちとネットワークを組み、森に人々をいざない、楽しく知恵と汗を出して、元気な森づくりをします。


2)人づくり 人を元気にするために


森は私たちヒトの故郷です。森の緑、空気、音、土の感触、匂い、味、どれもが人を元気にします。より多くの人が、森に出かけるように、森の楽しさを知るように、奥深い森の仕組みを学べるように、森に住むように、そして元気が出るように人々への啓発やリーダーの育成を通して、人づくりをします。


3)地域づくり 山と街を元気にするために


森と街を行き交う人や物の交流を促進する「山と街の参勤交代」の仕組みを作り、山や里、そして街に住む人々が元気になる地域づくりを進めます。


4)仕組みづくり 私たちの活動を元気にするために


新しい視点で森の幸を街に届け、街の支援を森の事業につなげる。ささやかな生業(なりわい)づくりから新たな森の仕事をおこし、森と街の間で経済が循環する。
このように自然の恵みを生かしながら、活動が元気で持続できる仕組みづくりをします。


5)情報づくり  人と人のつながりを元気にするために


木の不思議、森の楽しさや生態の奥深さ、森と人との結びつきなど、楽しく学んだものを多くの人に伝えていきます。また、活動の状況を発信して、多くの人の声を吸収し、人と人のつながりを元気にし、次の発展へつなげる情報づくりをします。


6)組織づくり 元気を長続きさせるために


活動を常に活性させるためには、しなやかな調整機能と、しっかりした運営が必要となります。あるべき姿(ビジョン)を明確にし、具体的な目標と計画をつくり、効果的に実践し、それを検証し、改善して次へつないでいく。こんな経営を行える組織づくりをします。


これら6本の柱が、互いに連携・一体化しはじめて「きんたろう倶楽部」は、憲章を実現できるのです。
人が暮らす里の森づくり、子どもの歓声が聞こえる森づくりを行い、未来の世代に誇りをもって託せる自然の恵み豊かな「森林都市・富山」を多くの人と一緒に創ります。


投稿者: きんたろう倶楽部 | | ページトップへ

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